部活や遊びなどで一日中忙しい中学生。
- 中学生にも日焼け止めは必要なのかな?
- 日焼け止めは塗らなくてもよいのかな?
- 中学生用の日焼け止めってどういう選び方をすればよいのかな?
そう悩んでる中学生やお母さんお父さんも多いと思います。
この記事では中学生の日焼け止めの必要性と選び方、中学生におすすめの日焼け止めをお伝えします。
中学生も日焼け止めは必要

中学生も日焼け止めは必要なのかな?
日焼け止めって、いろいろな疑問が出てきますよね。
特に中学生の場合は、お小遣いもそれほど持ってはいないし「日焼け止めを自分で選んで買う」などという事はあまりない思います。
ただ、外での部活動が始まったり、いざ夏本番ともなると周りのに日焼け止めを塗っている友達がチラホラいたりすると思いますので
「日焼け止めは塗らないといけないのかな?」
「どう選べばいいんだろう」
などという日焼け止めに関する疑問は多いと思います。
昔は子供のうちは紫外線をしっかり浴びないと不健康になる。骨が弱くなるなどと言われていたので子供は日焼け止めは塗らなくてもよいのでは?という声も今でも実際あります。
ですが、基本的に中学生でも日焼け止めは必要です。
なぜ中学生にも日焼け止めが必要なのか?



なんで中学生も日焼け止めが必要なの?
紫外線は大量に浴びる事によっての発がんのリスクが高まり肌にシミもできやすくなります。
ですので、もちろん中学生も日焼け止めは塗った方がよいんです。
今の肌、未来の肌の為にも体のためにも中学生でもしっかりと日焼け対策が必要です。
日焼けは肌の紫外線貯金が増える


紫外線による「シミ」は今日日焼けをしたからといってすぐに肌に現れるわけではありません。
毎日毎日紫外線は肌の中に少しずつ入っていきます。
肌の中には紫外線の貯金箱のようなものがあって、ほんの少し紫外線を浴びるだけでも全てその貯金箱に紫外線貯金が溜まっていきます。
そして、何か月、何年、何十年とたった時に「自分の紫外線貯金箱」の中身がいっぱいになって溢れ出す時に出てくるのがシミ。
今現在が日焼けの回復が早かったとしても、その肌の中には10年後に出てくるシミの素がたくさんできてしまうという事ですね。
一生に浴びる紫外線の9割は10代のうちに浴びてしまっていることが多いと言われています。
10代の頃に紫外線をどのぐらい浴びたかということがシミができ始める年齢に大きく影響するのです。
10代の今の時期の紫外線対策が将来の肌に大きく影響してきます。
中学生も日焼け止めについて勉強してみよう
中学生でも日焼け止めは必要です。
ただ、日焼け止めは種類がたくさんあってどれがよいかわからないと思っていませんか?
CMなどで選んでも良いですが日焼け止めには選び方というものがあります。
自分の肌と生活に合った日焼け止めをしっかりと選びましょう。
日焼け止めについては小中学校でも自由研究としてする人もいるらしいですよ。
紫外線にも2種類あります



まず日焼け止めの選び方で重要なのは紫外線の種類を知る事。
簡単に勉強してみましょう。
紫外線には大きく2種類あります。
- UV-A(A紫外線)
- UV-B(B紫外線)
UV-A(A紫外線)→肌にすぐに悪影響は与えないけど、ジワジワと肌の奥に忍び込んで悪さをする紫外線
UV-B(B紫外線)→真夏の太陽がガンガンの日の外での部活動や運動会などで浴びてしまうの強い紫外線
この2種類をどのように防ぐものなのかを日焼け止めには表示してあります。
日焼け止めの表示


「SPF」とは、短時間で肌に赤みや炎症を起こさせ、黒化につながりやすくなるUVB(紫外線B波)を防ぐ効果指数のこと。
「PA」とは一時的な黒化を引き起こし、長時間かけて肌の弾力を失わせるUVA(紫外線A波)を防ぐ効果を表す目安。 SPFとPAの違い:資生堂
SPFはUV-Bを防ぐ効果を表す数値です。
この数値が高いほど、紫外線が肌に急激な炎症を起こすUV-Bをしっかり防いでくれるという事です。
(正確に言うと日焼けが始まるまでの時間をどれだけ伸ばせるかということです)
PAの+の数値はじわじわゆっくりと肌の奥に入り込むUV-Aを防ぐ効果です。
+の数が多いほどUV-Aをしっかり防いでくれるんです。プラスの数は最高4個です。
- PA+・・・・・UV-Aの防御効果がある
- PA++・・・・UV-Aの防御効果がかなりある
- PA+++・・・UV-Aの防御効果が非常にある
- PA++++・・UV-Aの防御効果がとても高い
中学生でも日焼け止めは毎日塗るの?



中学生も毎日日焼け止めを塗らなきゃいけないの?
中学生でも将来の肌のことを考えると一年中日焼け止めを塗る事をおすすめします。
国立環境研究所地球環境研究センター UV-AとUV-Bの月ごとの量
UV-Bが5月から8月にかけて急激に紫外線の量が増えるのに比べて
UV-Aは4月から8月にピークを迎えますが2月と3月、9月と10月もそれほど変化もなく紫外線の量の増減が緩やか。
冬でもUVAはジワジワ肌の中に浸透していきますので、できるだけ一年中つけることをおすすめします。
手間だし塗りたくないという人はせめて4月~8月くらいまでの間だけでも塗りましょうね。
日焼け止めの塗るポイント



日焼け止めをご紹介する前に中学生の日焼け止めを塗る大事なポイントをお伝えします。
- 家でしっかり日焼け止めを塗って学校に行く
- 帰ってきたら洗顔などでしっかり肌の汚れと日焼け止めを落とす
- 肌に負担のない日焼け止めを選ぶ
このポイントを押さえてからしっかり自分に合った日焼け止めを選びましょう。
中学生におすすめの日焼け止めはどれ?


春と夏は中学生でもしっかり日焼け止めを塗る事が大事になってきます。
中学生におすすめの日焼け止めの選び方のポイントは肌へのやさしさ
中学生はまだまだ肌が不安定で敏感だったりニキビができやすかったりの思春期ならではの肌悩みもある時期。
日焼け止めの数値で選ぶのも大事ですが、今の自分に合ったやさしい日焼け止めを選ぶことが大事です。
中学生の思春期ニキビで悩んでいる人はこちらの記事も見てください。
参照記事→ニキビ肌の中学生は日焼け止めを塗っていい?【思春期ニキビの疑問】
中学生の敏感な肌を考えて「やさしさ重視」の日焼け止め
NOV UVローションEX (ノブ日焼け止め)
SPF32 PA+++
さらっとした使い心地でのびがよく、忙しい中学生のお子さんでもパッとすぐ塗れるローションタイプの日やけ止めです。
べたつきがなくサラッとした使い心地も嬉しいですね。
敏感で複雑なお子さんのお肌をしっかりと紫外線からきちんとまもる紫外線吸収剤不使用で安心安全な日焼け止めです。
石鹸で落とせるのも嬉しいですね。


部活などで汗をかく中学生に「とにかく長時間の効果重視」の日焼け止め
アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク a


SPF50+ PA++++
ご存知アネッサの日焼け止め。
スキンケア成分50%配合なのに「スーパーウォータープルーフ」でとにかく汗水に強い長時間頼れる日焼け止め。
体育や部活で常に汗をかく中学生にはピッタリです。
こんなに汗に強いのに石けんでするりと落ちるのも嬉しいですね。


財布にも「コスパ重視」の日焼け止め



コスパがバッチリの気軽に買える日焼け止めを選びました
ニベアクリームケアUV
SPF50+ PA++++
みんな知っているニベアの潤い日焼け止め。
外で過ごす事も多い中学生の肌を保湿してくれるのにベタベタせずに使えます。
春と夏は毎日の事だから価格もお得で気軽に使える大容量が限定で出ています。


中学生の日焼け止めのQ&A



ニキビができていても日焼け止めを塗るの?
基本的にニキビが気になる中学生の肌にも日焼け止めは絶対に必要です。
ニキビができていたら何も塗りたくないなと思う気持ちもあると思うんですが、紫外線はニキビを悪化させるんです。
ニキビが気になる中学生は肌にやさしい日焼け止めを選ぶようにしましょう。
参照記事→ニキビ肌の中学生は日焼け止めを塗っていい?【思春期ニキビの疑問】
中学校の部活や体育などで汗をかいたら塗りなおしは必要?



SPFが高ければ塗りなおしは必要ない?
肌の事を考えるなら日焼け止めはなるべく塗りなおしが必要です。
ただ、学校生活となると授業や部活であわただしく日焼け止めを塗りなおししてる時間もないという人がほとんどだと思います。
どうしても塗りなおしができない場合はSPF数値が高い物を選ぶとよいというのは大切です。
ただ、数値は確実に日焼けを止めるという持続時間ではありません。
さらに中学生となると体育や部活などの汗などによって日焼け止めの効果は急激に弱まります。
ですので、もし日焼け止めの塗りなおしができない場合はできるだけ数値は高い物を選んで汗などをかいた時はごしごし拭き取らずなるべくタオルで抑えるだけにするなど少し気を付けると違ってきますよ。
汗や水に強いウォータープルーフタイプを選んだりするのもいいですね。
(ウォータープルーフタイプは専用クレンジングが必要な場合があるので、買う時は何で落とすかはしっかり調べましょう)
中学生は子供用の日焼け止めを使わないといけない?



中学生は子供用の日焼け止めを買うの?
中学生は一般用の日焼け止めを使うことができます。
ただ、肌がとても敏感が人は、大人用の敏感肌用を選んでくださいね。
もちろん、子供用でもOKです。
日焼け止めをしていたのに日焼けしたのはなぜ?



しっかり数値がある日焼け止めを塗ったのに日焼けしました
日焼け止めを塗ったからと言って確実に日焼けしないという訳ではありません。
日焼け止めの数値も高ければそれだけ持続するのか、SPF50だと50時間、30だと30時間日焼け止めの効果があるという訳ではありません。
正確に言うとSPF30なら30倍、SPF50なら50倍遅らせることができる。という意味です。
基本的に日焼け止めのSPFの数値は「1SPFにつき20分」とされています。
- SPF30なら、30×20=600分=10時間
- SPF50なら、50×20分=1000分=16時間
ではあるんですが、これは理論的な計算なので、必ず一度SPF50を塗ったからと言って16時間持続するという事ではないんです。
例えばSPF50の計算で16時間というのは日焼け止めの効果が完全になくなるのは16時間という事で、その16時間の間時間がたつごとに日焼け止めの効果は薄くなっていきます。
学校が日焼け止め禁止の場合はどうする?



通っている中学校の校則が日焼け止め禁止なんです
中学校自体が日焼け止め禁止というところもあるそうです。
もし禁止されているなら日焼け止め選びなどしっかり対策もしましょう。
参照記事→中学校が日焼け止め禁止?日焼け止め禁止でもできる中学生の対策は?
日焼け止めを塗る時期は洗顔を念入りに
せっかく日焼け止めで肌を守っても、夜の洗顔をおろそかにすると肌トラブルのもとです。
日焼け止めを塗る時期はもちろん、一年中しっかりと正しい洗顔をする練習を今のうちにしましょう。